岳沢ヒュッテ 　奥穂高岳南稜の思い出 　 読みやすい縦書き 　　ナカムラ コータローの紀行 　　列車が、岐阜、滋賀の県境にさしかかるとき、 十九歳の 　夏初めて登った伊吹山を思い出す。 　　 夜を徹して登った山頂の夜明け。果てしなく 広がる雲海 　と、ご来光のなんと美しかったことか。 　　 永い年月を経て、その記憶はさすがに色あせ、 モノクロ 　ームの映像でしかないが、思えばこのときの感動が、その 　後の私の人生において、ある一面を方向付けたことは、間 　違いのないことであったと思う。 　　　「奥穂高岳南稜の思い出」本文 　　このサイトは長文のため、パソコンの画面でご覧いただく 　ことをおすすめいたします。
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